「子どもの話を聴く事」の重要性

コーチング

親が子どもにしてあげるべきことの一つ
「子どもの話を聴く」
その重要性をご存知でしょうか?

・子どもの自己肯定感が低い
・子どもが何を考えているのかわからない

という場合には、ぜひ「お子様の話を聴くこと」を
習慣にしてみてはいかがでしょうか。

話を聴くことが習慣になると、
・子どもの自己肯定感が徐々に高まります
・子どもの事がよくわかるようになります
・親子の信頼関係が深まります

話を聴く

例えば、子どもたちが兄弟喧嘩をしたとします。

弟が、「お兄ちゃんがクレヨンを貸してくれない〜!」
と泣きながらやってきました。
そんな時、どんな対応をするでしょうか?

兄に対しては、
『少しくらい貸してあげればいいのに』
『イジワルしてるのかしら…』
『仲が悪いんだから』

弟に対しては、
『我慢できないのかしら…』
『ワガママばかり言って』
とついつい思ってしまいますよね~・・・!

そして、
お兄ちゃんに「少し貸してあげたら?」と言ってしまいがちです。
忙しい時には、「貸してあげなさい!」と
命令する事もあるかもしれません。

ママに言われた子どもは
しぶしぶ貸す…もしくは、「絶対やだ!」とゴネる

兄弟のいるご家庭では、しょっちゅう起きる出来事ですよね。

でも、ここでお互いのいい分を聴いてあげるのです。
ここで、親の対応が変わるだけで、
子どもの態度も心も今後の性格も
親子の信頼関係も大きく違ったものになります。

話の聴き方 〈具体例〉

母「弟にクレヨンを貸したくないの?」
兄「うん。」

母「とうして貸したくないのかな?」
兄「すぐ折るから嫌なんだよ。」

母「そうか〜、折られちゃうのが嫌なんだね。」
兄「そう。あいつ乱暴だからさ。」

母「そっか〜、乱暴なのか〜…。」
 「お兄ちゃんは、どうしたらクレヨンを折らないで使えるか知ってる?」
兄「こうやって上手に持つんだよ。」
 「弟はグーで持つから折っちゃうんだよ。」

母「ほんと、上手に持ててるね!!弟はグーなのかぁ。」
 「すっごく上手に持ててるから、それ、お兄ちゃんが先生になって教えてあげられるかな?」
兄「…いいよ!」

と、お兄ちゃんの話を聴くことで、
お兄ちゃんの気持ちや性格が見えてきました。

話を聴くことのメリット

子どもの自己肯定感が高まる

「貸してあげなさい!」と言うのは簡単ですが、
毎回このような対応を続けると、
その後の代償は大きいものになってしまうのです。

子どもは、
「わかってくれない。」「ママはいつもそうだ…」
「どうせ僕の話は聞いてくれない。」
「どうせ僕なんて大切じゃないんだ。」
と感じるようになり、
どんどん自己肯定感が低くなり、
しまいに、親を信頼できなくなっていきます

子どもの話を聴き、子どもの感情を汲み取ってあげることで、
子どもは、『お母さんは僕の気持ちをわかってくれた』
『僕の事を大切に思ってくれた』と感じるのです。

人間は、誰かに大切に思われる事、必要とされる事で、
自分の存在価値を確認することができます。
自分は価値のある人間だと思える人=自己肯定感が高い人
は人生を幸せに過ごせます。

逆に、
自分なんてダメ人間だと思う人=自己肯定感の低い人
はなかなか幸せを感じることは難しいのです。

だから、
自己肯定感を高める子育てが注目されているんですね。

子どもの事がわかるようになる

先ほどのクレヨンの例ひとつをとっても、
子どもの話を聴かなければわからなかった事がたくさん見えてきました。

・子どもがただイジワルしていた訳ではなかった事
・モノを大切に思う気持ちがある事
・クレヨンの持ち方や力の入れ方がわかっている事
・弟の事を観察する力があるという事
・弟に教えてあげたい気持ちを持っているという事

細かいどうでもいい情報と思われるかもしれませんが、
子育てでは重要となる子ども情報です。

親が話を聴いた分だけ子ども情報は積もります
毎日色々な場面で子どもの話を聞くことで、
こういった子ども情報を収集していくのです。

子どもの話をあまり聴かない場合、
親が思う『この子はこういう子だ』というのは勘違いだったりします。
クレヨンの例をとっても、話を聴かなければ、
『イジワル』『仲が悪い』と
子どもに対して誤った解釈をしていました。

子供の話を聴くという事は、
・子どもがどのような知識を持っており、
・どのような考えをするのか
を親が知るきっかけになります。

つまり、子どもが【どんな子どもであるのか】
目に見えて親が感じた部分だけではなく、
本当の意味で理解できるようになるのです。

また、親に聴いてもらう事で、
子ども自身も、自分で気がついていなかった考えに
気付く場合もあります。

クレヨンの場合でいうと、「弟に貸したくない」という気持ちの奥に
「壊されたくない」という気持ちが隠れていることまで、
子ども自身も気がついていない場合も多いのです。

親が聴いたり、質問をすることで、
子どもは、自身の考えを明確にすることができるようになり、
繰り返すことで、自分で考えられる子どもになります。

親子の信頼関係が深まる

子どもにとって、いつも自分の気持ちを聴いてくれ、
自分の事をよくわかってくれる親は信頼できます。

逆に、話を聴かない事が定着してしまうと、
子どもは『どうせお母さんは聞いてくれない、わかってくれない…』と思うようになります。

親子のそれぞれの信頼度は、
親がどれだけ子ども情報を持っているか
=子どもの話をどれだけ聴いてきたか

と比例しているのです。

話を聴くには時間がかかるし、
上手に話せない子どもの話を最後まで聴くのは、
じれったいものです。
しかし、それが出来るか出来ないかで、
未来は変わってきます。

話を聴くのが習慣になっていれば、
子どもになにか問題が起きた時に、異変に気づく事が出来ます。
いつも話を聴いてくれる親へは、
子どもは心に抱えたものを吐き出すことが出来るのではないでしょうか。

まとめ

話を聴くことは子育てにおいてとても重要です。
話を聴くのは、喧嘩の時だけではありません。

「あのね~、今日保育園でね~、」と話しかけられた時に、
「ちょっと待って」と言ったまま忘れてしまう・・・
という事もあるかと思いますが、
できるだけ、子どもが話したいと思っているその時に
手を止めて、聴いてあげられるのがベストです。

とはいえ、毎日家事や仕事をしていると、
今は無理!!!という場合もありますよね^^;
絶対に話を聴かなきゃいけない、
というわけではありません。

1日のうちに1度でも、
子どもの話を聴く時間を作ってあげてください

お風呂の時間、ご飯を食べている最中、寝る前・・・
一日の出来事でも、食べたものでも、なんでもいいです。
穏やかな気持ちで、子どもとコミュニケーションをとることが大切です。

特に子どもから話がない時には、
寝る前に、「今日一番楽しかったことは?」とか、
「おいしかったものは何?」とか嬉しい気持ちになる質問をします。
一日の終わりにポジティブなことを思い出すと、
今日はいい1日だったと思えるからです。

「話を聴くこと」を毎日繰り返すことで、
子どもの自己肯定感が高まり、
親は子どものことがよく理解できるようになり、
お互いの信頼関係が深まります。
子どもの話を聴く事が習慣になるといいですね!

ただし、親が知りたい情報を聞くのとは違うので注意!
話を聴くポイントは、別の記事で紹介しますね。

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