子どもの話を聴く5つのポイント

コーチング

子どもの話を聴く

前回の記事の記事で、
子どもの話を聴く事は、
親にとっても子どもにとっても大切で
いい事ばかりだという事をお伝えしました。

まだ読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね^^
↓↓↓


子どもの話をただ聴けばいいのかというと、
そういう訳でもありません。

私自身、子どもの話を聴いているつもりでしたが、コーチングを学んでわかったのは、しっかり聴くことが出来ていなかったということ。

気を付けたいポイントがありますので、
今回は子どもの話しの聴く5つのポイントをお伝えします♪

しっかりと子どもの話が聴けるようになると、
・子どもとの関係が格段に良くなります
・子どものことがよくわかるようになります
・子どもの自己肯定感が上がります

子どもの話の聴く5つのPOINT

手を止めて、話を聴く

まずは、手を止めて話を聴くのが、基本です。
これまで、「聞く」ではなく「聴く」という漢字を使ってきたのに
お気づきでしたでしょうか?

(聞く)音・声を耳に受ける。耳に感じ取る。
「物音を―・く」「見るもの―・くものすべてが珍しい」「鳥の声も―・かれない」

(聴く)注意して耳にとめる。耳を傾ける。
「名曲を―・く」「有権者の声を―・く」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「聞く」は、純粋に音や声が聞こえる、
「聴く」は、注意深く身を入れて聴く、
といったところでしょうか。

子どもの話を「聴く」ためには、
今やっていることを一度中断して、
身を入れて聴く必要があります。

お母さんは忙しいですから、
毎回中断してたら何もできないよ!という声も
聞こえてきそうですね。

たしかに子どもの話に毎回手を止めて聴いていたら、
夕飯も作れませんね(笑)

だけど、子どもが話そうとしている内容が、
どんなものなのか、まずは子どもの表情や様子に注目します。

子どもの表情や様子を見る

子どもの表情やいつもと違った様子がないか
普段からよく観察することが大切です。

私は帰宅時に必ず様子を見て、
ご機嫌な様子で帰ってきたら、「何かいいことがあった?」
暗い様子で帰ってきたら、「どうしたの?何かあった?」
と声をかけています。

帰宅時が一番わかりやすいと思いますが、
お仕事をされている方の場合は、
帰宅時の様子を見れない場合も多いと思います。
その対応方法は、前回記事をご参照ください。

気を付けたいのは、
真剣な表情で語りかけてきた時。
揚げ物をしていても、遅刻をしそうでも
手を止めて聴いてください。

思っているより、子どもは傷つきやすいのです。
特に、小学生以上のお子さんの場合には、
真剣に対応する必要があります。

勇気を出して、お母さんに
学校で辛いことがあったという話をしようとしたのに、
「今揚げ物しているから、あとでね!」
「時間ないときに何言ってるの。」
と言われてしまったら、もう話せなくなってしまうかもしれません。

その後、心を開いてくれなくなり、
『あの時遅刻しても聞いてあげればよかった・・・』
と後々、後悔することがないように、
普段から注意しておかなくてはいけないポイントです。

未就学児の場合には、
子ども自身がそこまで思い詰める場合はなかなかないかもしれません。
でも、そういった経験が増えていくと、
『お母さんには相談しちゃいけないんだ』と思ってしまうので、要注意です。

元気な様子で、くだらない話をしてくる場合もあると思います。
(例えば、好きなキャラクターの好きな食べ物の話とか)
可能であれば手を止めて話を聴けるといいですが、手が離せない時には、
「聞く」でもいいと思います。
もしくは、「揚げ物揚げているから、ご飯の時に教えてくれる?」と
訪ねてみるのもいいですね。

最後まで聴く

子どもの話を聴くときに、
注意したいのは、
話を遮らないという事です。

子どもは、頭の中で整理しながら話すので、
なかなか本題にたどりつかなかったり
聴きたい回答を答えなかったりします。
そんな時につい、「つまりこういうこと?」
と言いたくなってしまいますが・・・
我慢です!!
親が聴きたい事を聴くのではありません。
子どもが話したい話を聴きます。
親が聴くのは、
子どもが自分の力で答えを導きだせるよう質問する時だけです。

ただ、これってすごく難しいんですよね。
子どもって、話の順序がごちゃごちゃだったり、
大事な事を言い忘れていたりします。
つい「ちょっと待って?」ってなるんですよね。

我が家も、長男が話す順序を整理するのが苦手で。
何が言いたいのかわからなかったりします。

先日の出来事、コーチングの資格を持っている私が失敗した事例を
恥を承知で紹介します^^
頭では理解できていても、失敗してしまうんですよね~。

夕方、お風呂の中で、湯舟につかりながらの会話です。

息子「今日友達Y(以下、Y)と公園で遊ぶ約束してたのに、会えなかったんだー」
私「会えなかったのかー・・残念だったね。」
息子「だから、他の友達と遊んだ」
私「そっか~他のお友達と遊べてよかったね。Yくんどうしたんだろうね。」
息子「今日、Yの家まで行ったんだけど~・・・四時から習い事って言ってたから、早めに行ったのかなー」
私「ん?待て待て。会えなかったんじゃないの?家に行ったの?」

混乱し、失敗してしまいました・・。
自分が聴きたい事聴いちゃいました~

息子「うん。ママが怒ると思うから言えなかったんだけど・・・」

と下をうつむいて3秒くらい無言になりました。

そこで、更に失敗です。
嘘をついたと思い込んでしまったんです。

普段から、お友達の家におじゃまする時には、
「お菓子を持たせるから、先に教えてね」と言っています。
だから、【黙ってお友達の家に行ったこと】を怒られると思い、
「会えなかった」と嘘をついてしまったのだと思い込んでしまったのです・・。

私「家に行っても怒らないよ。それよりママは、あなたが嘘をついたことが悲しい」

と言ってしまったんです。
すぐ、『あぁ、いけない・・・』と思い、

私「お友達の家に勝手に行ったらママが怒ると思って、
『会えなかった』って言っちゃったの?」

と落ち着いて尋ねてみると、

息子「ううん、会えなかったのは本当。
学校の帰り道に、お友達の家の前まで行ったの。
その時に公園で遊ぶ約束をしたんだ。
【寄り道しちゃった】から、怒られると思ったんだ。」

そうなんです・・・
うそはついてなかったんです。

私(親)が聴きたい事を聞いた結果、
勝手に勘違いしてしまった+子どもの話を遮ってしまった
→別の方向に話が進んでしまった。


結局、話を整理すると、

・学校の帰り道に(家とは逆方向の)Yくんの家の前まで行った。
Yくんはいつもは学童だけど、その日だけは就学時検診でいつもより早い時間に一斉下校だったので、家を教えてもらった。
・その時に、習い事まで時間があるから、ランドセルを置いたら公園で遊ぼうと約束をした。
・一度帰宅してから公園に行ったけど、会えなかった。
「明日、Yくんになんで来なかったのか聞こうと思ってるんだ」という話をしたかった。

という事でした。

「今日、Yの家に行ったんだけど~」の一言がいらなかったんですけど・・
素直な証拠ですね(笑)

「あっ、しまった!」と思った時に、
「怒らないで聞いてくれる?」と言えば、
これから話すという事わかりますが、
子どもはこういう小ワザも知りません。

言いづらい事の前置きとして、
「言えなかったんだけど…」という言葉を使い、私の様子を伺った。
また、いけない事をした自覚はある、という彼なりの意思表示だったのしょう。
しかし、言いづらくて口ごもってしまった。

そこで間があったので、息子が「言えなかった」のは
前の文章「友達の家に行った」ことにかかっているものと思い込み、
下を向いた子どもの表情を見ようともしていなかったんです。

沈黙や視線など、言語以外の手段を用いたコミュニケーションを
非言語コミュニケーションといいますが、
これを読み取ることもとても大切なんです。
言いづらくて、口籠っている様子を
しっかり読み取れていなかったんですね〜…。

カウンセラーの先生が、とってもゆっくりなペースで話を聴いてくれるのは、
言葉にならない内なる声を見て聴いているからなのですね〜。

「最後まで話を聴かなくてごめんね。」失敗をすぐに謝りました。
そして、改めて、

・子どもの表情や視線(非言語コミュニケーション)を読み取る
・口を挟まず最後まで話を聴くこと
は大切

だと痛感しました。

今回の私のように、
子どもの話の最中に途中で親が口を挟んでしまうと
親が誤った解釈をするだけでなく、
話がズレていってしまいます。

共感しながら聴く

1~3ができていれば、しっかり話を聴けていると思いますが、
更に上手に聴く為には、子どもの気持ちに共感しながら聴きます

話を聴く時には、ストーリー(話の内容)に注目してしまいがちですが、
話し手の「気持ち」に同意することが重要です。

例えば、夫婦間でこんなことありませんか?

「今日スーパーの列で割り込んできた人がいてさ~。ひどいよねー」
という妻の愚痴に対し、
「割り込まないでって言えばよかったじゃん」
と的確なアドバイス(?)をしてくる夫。
そして妻は「・・・もういい。」となる。

これって、別にアドバイスが欲しくて、話したわけではないんですよね。
一般的に、女性は【ただ話を聞いてほしいだけ】と言われたりもしますが、
それもまた違うと思います。
「ふーん、そうなんだ」って言われたら、
全然わかってくれてない!って思いますよね。

ただ「え~ひどいね!」って【共感してほしい】んですよね!!

夫からすると、仕事で疲れているところでそんな話をされたら、
(仕事で疲れてそうな時には、愚痴は言わないようにしてますが)
「こうすりゃいーじゃん」って思うのは、
まぁ・・・わからなくもないんですが(笑)
でも妻は、気持ちに寄り添ってほしいだけなんですよ~。

これができる夫婦は、
うまくやっていける
と思ってます!

だから、的確なアドバイスをもらった時に私は、
「そのとおり!でも共感してほしかっただけなのにー!!」
って(ほんとはイラっとしてるけど)笑いながら言います(笑)

そしたら、夫は「そか、まじひどいねー!(苦笑い)」って
ちょっと無理やり感あるけど、言ってくれます。
まぁ…それでもいい(笑)

共感してほしいと言わないまま、
不満が積もり積もって、
「もうこの人には話しても無駄・・・」ってなって
夫婦関係が悪くなるより、全然いいと思います。

子どもとの話においても同じです。
親が共感してあげるだけで、親子関係は格段に良くなると思うんです。
逆に、共感せずにアドバイスばかりしていると、いつか
「もういいわ」ってなります。

子ども自身、親に共感してほしいって気が付いていない場合がほとんど。
だから子どもの口からは、「共感してよ」なんて言えません。
『いつも親は聞いてくれない』
『わかってくれない』
『話しても無駄だ』
って思われる前に、
いつも共感してあげる事が大切だと、私は考えます。

★共感するポイントは簡単★
相手の言葉を繰り返すだけ!

相手の真似をする事を「ミラーリング」といいます。
これは心理学のテクニックで、
声のトーンや速度、行動や言動を真似る事で、
あなたの味方だよというサインになります。

言葉そのものを繰り返してもらえるだけでも、
きちんと聞いてくれていると感じる事が出来ます。

その中でも、気持ちを言及した時には、
聞き手が気持ちの部分にフォーカスを当てて繰り返すことで、
自分の事をちゃんとわかってくれた、と思います。

例えば、
嫌だった。⇒嫌だったんだね。
悲しかった。⇒悲しかったんだね。
嬉しかった。⇒嬉しかったんだね。

のように。
これだけで、
気持ちに寄り添ってくれると感じます。

いないいないばぁで流れるこの曲、
ご存知でしょうか?

だいじょうぶんぶん

最初に聴いたときに、『なんて優しい曲なんだ…』と思い、
なぜか涙が出そうになりました(涙腺弱すぎ・・笑)
共感が詰まってますよね~。

共感するってことは、
子どもの話す内容すべてを肯定しなければいけないってこと?
と思われる方もおられるかもしれませんが、
そういうわけではありません。

自分とは違う意見の時には、「〇〇くんは、そう思うんだね」と
繰り返してあげるだけで大丈夫です。
否定はできるだけ避けましょう。

これが毎日の会話で習慣になれば、
子どもは親に認められていると感じ、
徐々に自己肯定感が高まります。

アドバイスしない

子どもが何か問題に直面した場合に、
親はすぐに助け舟を出してあげたくなります。

つい、こうしたらどう?とアドバイスしたくなりますが、
すぐにアドバイスするのは、私は違うかなと考えます。

子どもにとって、
幸せな人生を歩むために必要なことは、
「自分で自分の道を選択できること」です。

問題に直面した時に、
『どうしたらいいんだろう』と自分なりに考える
小さなころから、そういう癖がつけることが大切です。

失敗を避けるために、親が先回りしてやらせないようにしたり、
アドバイスをすると、
子どもは経験が増えません。
子どもは自分で解決する力を必ず持っています。
『子どもを信じること』は大切です。

こちらの記事もご参照ください。

親ができる事は、アドバイスすることではなく、
子どもが自分で考えられるように質問することです。

先日の出来事。
金曜日に帰宅した時のことです。

息子「月曜日、発表があるんだよ〜やだなー。学校休みたい〜」
私「何の発表があるの?」
息子「音読劇。」
私「音読劇か〜!なんで嫌なの?」
息子「クラスみんなの前で、教科書見ないで一人ずつ発表するんだよ?
感情を込めてセリフを言うんだって〜。うまく出来るか心配だし、緊張するよ〜」
私「みんなの前で発表するのか!それはドキドキするね。
発表がうまくできるか心配なのか〜」
息子「心配だよ〜、間違えたら恥ずかしいし」
私「そうか〜。間違えない為には、どうしたらいいんだろうねー?」
息子「…めっちゃ練習するしかない!」
私「そうか!練習するなら、付き合うよ!」
息子「じゃあ、土曜と日曜、完璧になるまで練習する!!」
私「よし!がんばろう!!」

発表が嫌だから学校休みたい
   ⇓
うまく発表するには、めっちゃ練習だ!

という気持ちに、自分自身で持っていく事ができました。

これが、親に「じゃあ練習したら?」と言われたら、
「うーん…やだなぁ…」となるでしょう。

自分で、こうしよう!と思って決める事で、
行動しやすくなります。

こちらの記事も併せてご覧ください♪

そして、土日で猛練習しました。
月曜の朝…
「いっぱい練習したから、なんか大丈夫な気がする!」
と言って足軽に学校へ向かいました。
帰宅後、「あんまり緊張しないで、上手に発表ができた!おれ、やればできるな〜」
って自己肯定感が半端なく上がって帰ってきました(笑)

こういう成功体験はとっても大切です^^
次に何かの発表がある時には、
『練習すれば、おれは出来る!』ってもうわかってますからね♪

まとめ

子どもの話を聴く5つのポイント
1.手を止めて話を聴く
2.子どもの表情や様子を見る
3.最後まで聴く
4.共感しながら聴く
5.アドバイスしない

いかがでしたでしょうか?
「話を聴く」のは、単純なことのように感じますが、
実はとーってもふかい〜んです。
コーチングを学び、知識を得た今でも、
先の例のように失敗する事はたくさんあります。

知識として頭に入れるだけではなく、
実践していかなければ、意味がありません。

時には失敗する事もありますが、大丈夫。
今日ご紹介した5つのポイントを思い出して
もう一度、しっかりと子どもの話を聴きましょう。

・親が知りたい事を聴くのではない。
・子どもが伝えたい話を聴く。
・子ども自身が答えを見つけられない場合に親が「質問する」ことで、子どもに考えさせることが大切です。

聴くことが上手になってくると、
子どものことが本当によくわかるようになり、
子どもの自己肯定感は高まり、
親子関係も格別によくなりますよ!

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